羽毛ふとん,よくあるご質問,グートン
  • 羽毛ふとん,よくあるご質問,グートン
ここでは、お客様からよくあるご質問を紹介しております。
もしご覧いただいても何かご不明な点等がございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

羽毛ふとんは、何年使えますか?

羽毛は年数が経つと中の羽毛が消えて無くなるという事はございません。
その為、外側の生地が破れたりしない限りは使い続ける事は出来ます。

ただ、お使いいただくと中の羽毛が汗でベトついたり、また千切れたり絡まり合ったりして傷んできます。
そうして傷んだ状態が酷くなると、羽毛の膨らむ力が弱まりヘタってきて当初の暖かさが少なくなり、快適さが失われてしまいます。

その為、日頃のお手入れに加え、10年を目安にリフォームして羽毛の傷みを取り除く事をお勧めします。
羽毛の傷みを定期的に取り除いて膨らむ力を再生する事で、お買い上げ頂いた時の様な膨らみのある状態で、30~40年以上快適にお使いいただけます。

羽毛ってどんなもの?

羽毛とは水鳥の体に生えている体毛で、ダウン(羽毛)とフェザー(羽根)の2種類があります。

ダウンは軽くて空気を溜め込む力(保温力)や吸湿・放湿性に優れ、フェザーには弾力性があります。

軽くて暖かい羽毛ふとんや、弾力性のある羽根枕等、それぞれの特性を活かした寝具に使用されています。

更に詳しい羽毛の内容は、こちらでご覧いただけます。
ダウン
フェザー

羽毛ふとんは、丸洗い(クリーニング)できますか?

羽毛ふとんに使用される多くの生地は、快適性や羽毛の特性を活かす為に基本的にとても薄くてデリケートなものです。
その為、通常は丸洗い(クリーニング)に対応しておりません。

無理に洗ってしまうと生地を傷めて破れやすくなったり、羽毛の吹き出しが酷くなる場合がございます。
また、中の羽毛が千切れてしまったり、絡まり合って毛玉の様な状態になり、膨らみが弱まってヘタる可能性もございます。

その為、日頃のお手入れとしては必ず掛け布団カバーをお掛けいただき、カバーを小まめに洗う事をお勧めします。
また、カバーを掛けたままの状態で天日干しをすると、湿気が取れたり殺菌効果もあり、羽毛ふとんを清潔な状態に保つことができます。

もし何らかの理由により丸洗いがご必要な場合は、お近くの羽毛ふとんクリーニング専門業者様にご相談ください。

冬用、春秋用、夏用等の暖かさの違いは?

グートンでは、冬用(レギュラー・薄め・厚め)、春秋用、夏用、オールシーズン2枚合わせの4タイプの厚みで羽毛ふとんをご用意しています。

冬用
3タイプがございます。お住まいの環境や体質に合わせてお選びください。

①冬用レギュラー:真冬に1枚でご使用いただける保温性の高い羽毛ふとんです。

②薄め冬用:暑がりな方や冬でもお部屋の温度が大きく下がらない方にお勧めの、薄めに仕上げた冬用の羽毛ふとんです。

③厚め冬用:寒がりな方や冬場はお部屋がとても寒い方お勧めの、厚めに仕上げた冬用の羽毛ふとんです。

春秋用
朝晩冷え込む春秋のシーズンや、空調等で真冬でも15~20℃程度の室温の方にお勧めの羽毛ふとんです。
また、冬場でも毛布等と併用してお使いいただく場合は春秋用をお選びください。

夏用
夏場にお使いいただける薄い羽毛ふとんです。
また、冬場の寒い時期にお使いの羽毛ふとんとの間に入れて毛布代わりにもお使いいただけます。

オールシーズン2枚合わせ
春秋用と夏用をホックで留める事が出来る2枚合わせタイプの羽毛ふとんです。
体感に合わせて厚みを変えられる為、年中この1組でご使用いただけます。
真冬に寒い場合はホックで2枚を留めてから掛け布団カバーで1組を覆い、夏用をお身体の方にしてお使いください。

布団乾燥機は使用しても大丈夫?

布団乾燥機はお使いいただけます。
ご使用いただく際には、あまり高温になりすぎない様にご注意ください。

外に干した方が良いですか?

羽毛は湿気が溜まると傷んでしまいます。
その為、定期的に干して溜まった湿気を発散させてください。

干す際には、掛け布団カバーを掛けたままの状態での天日干しをお勧めします。
※カバーを掛けずに直接日光にあてると、紫外線で生地が傷んでしまう場合がございます。

また、干していただく際には表面を激しく叩かないでください。
強く叩く事で生地や羽毛を傷めてしまいます。

雨や湿気の多い日は、部屋で陰干ししていただいても構いません。
また、布団乾燥機で湿気を飛ばしていただく事もお勧めします。

羽毛ふとんからダニは発生しますか?

羽毛ふとんに使用される生地は高密度で織られています。
また、基本的に「ダウンプルーフ」という羽毛の吹き出しを抑える為の加工が施されています。

「ダウンプルーフ」は生地の織り目を高圧でプレスして目潰しする様な加工ですので、織り目はダニの大きさよりも遥かに小さくなります。

その為、ダニが羽毛ふとんの中に入り込むという事は通常ございません。
(ご使用いただいて生地に穴が開いたりした場合は、入り込む可能性はございます。)

また、羽毛を精製する過程で100℃以上の高熱殺菌処理を行いますので、ダニは全て死滅しており中でダニが発生するという事はございません。
ただし、羽毛ふとんの表面にダニが付着する可能性はございますので、気になる場合は干す際に表面を軽く叩いて落としてください。

汚れた場合は、どうすればいいですか?

もし羽毛ふとんを汚してしまった場合は、まずウール用等の中性洗剤を薄めたものを布に含ませてから軽く叩いて汚れを落とし、その後水で濡らした布で洗剤を落としてください。

それから干していただき、完全に乾くまでしっかりと乾燥してください。
※直射日光に生地をあてると紫外線で生地が傷みますので、陰干しで風通しの良い場所で乾かしてください。

もし広範囲で汚してしまった場合は、お近くの羽毛ふとんクリーニング専門業者様にご相談ください。
ご自宅やコインランドリーで洗濯されますと、生地を傷めて羽毛が吹き出したり破れてしまう場合がございます。

布団カバーは掛けた方が良いですか?

羽毛や生地への汗や脂による傷みを抑える為に、掛け布団カバーは必ず掛けてご使用ください。
また、羽毛ふとん自体を洗う事は難しいので、掛け布団カバーを小まめに洗って汚れを抑えて下さい。

掛け布団カバーは羽毛ふとんと同様にポリエステルやアクリル等の化学繊維では無く、通気性や吸湿性に優れた綿100%等の天然素材のカバーをお勧めします。
また、軽くて薄いカバーをご使用いただくと、更に快適にお使いいただけます。

収納はどうすればいいですか?

しばらく羽毛ふとんをお使いいただかない場合は、布団カバーを掛けた状態で天日干ししてからカバーを外し、通気性の良いカバンに入れて湿気の少ない場所に保管してください。

ビニール袋に入れて保管されますと、通気性が悪くて湿気が溜まり、羽毛が傷んでしまう場合がございますので、お勧めしません。
また、圧縮袋も完全に圧縮した状態で長期保管すると羽毛を傷めてしまうのでお勧めしません。
※なお、かさばる羽毛ふとんを小さくしたい場合は、通気性の良いカバンの上から紐で縛ったりして空気を抜いて小さくしてから保管しても問題ございません。

また、天日干し後に羽毛ふとんが温かい状態の場合は、熱を冷ましてからカバンに入れて保管してください。
温かい状態のままで保管されますと保管中に温度差によって結露が発生し、生地にカビが発生する場合がございます。

圧縮袋は使ってもいい?

完全に圧縮した状態で長期保管すると、中の羽毛を傷めてしまう場合がございます。
その為、圧縮袋のご使用はあまりお勧めしません。

もしどうしてもご使用いただく場合は、元の厚みの1/4程度までにして完全に圧縮せずに保管してください。