羽毛ふとん,生地,グートン,尼崎
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羽毛布団の快適性・掛け心地は、生地で決まる

羽毛布団が販売されている店舗やウェブサイトでは、「ポーランド産」「マザーグース」「ダウンパワー○○以上」など、羽毛に関する説明や紹介は沢山あります。

水鳥の品種やダウンパワーだけで羽毛の品質を判断する事はできませんが、確かに羽毛は上質になるほど保温性や耐久性は高くなり、羽毛布団を長く快適に使うには欠かせない要素となります。

ただ、掛け心地や蒸れにくさといった快適性は羽毛を包む側生地によって決まります。

どんなに上質な羽毛が中に入っていても、生地が重くて硬いと台無しです。

「掛け布団カバーを掛けるので生地は何でも良い」というお声をお客様からよくお聞きしますが、羽毛布団自体の重さや身体へのフィット性はどのような側生地を使用するかによって決まります。

また、通気性や吸湿性が悪いと蒸し暑くて寝汗をかいたり身体に負担を与えてしまいます。

そこで、グートンでは生地にも徹底してこだわり、羽毛が膨らみやすくて蒸れにくい快適な羽毛布団に仕上げています。

それでは、こだわりの側生地についてご紹介いたします。

ポリエステルでは無く、天然素材の生地へのこだわり

最近、羽毛布団のリフォームでお送りいただいた羽毛布団を診断していると、“ポリエステル100%”や“ポリエステル85% + 綿15%”の様なポリエステル主体の生地が使用されている場合が多く見られます。
 
ポリエステル100%
ポリエステル85%,綿15%
ポリエステルの生地を使用した羽毛ふとんは確かにフワッとして軽く、一見気持ち良さそうに見えるのですが、当店では全て綿100%やシルク100%等の天然素材の生地だけを取り扱っています。

では、なぜ天然素材にこだわるのか?
その理由をご説明します。

寝ている時に出る汗を調整しなければいけない

人は、寝ている間にもコップ1杯程度の汗をかく、という話を聞いたことがある方は多いと思います。
室温が高くなると更に汗をかく場合もございますが、冬場で室温が低くても同じ様に汗をかきます。

寒いところで寝ていてもどうして汗をかくの?とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。
実は深部体温(体の内部の温度)を下げることが、睡眠へと繋がります。
その為、体温を下げようとする働きから汗をかきます。

また発汗とは別に、起きている時も寝ている時も無意識の内に常に身体から水分が気体となって蒸発しています。
(この気体となって出る汗(=水分)を、専門用語で不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と言います。)

その為、寝ている時にも出る汗を寝具で上手く調整してやらないと、おふとんの中の湿度がどんどん上がって梅雨の時に感じる様なムシムシとした蒸し暑さの原因となったり、蒸し暑くて余分にかいた汗が蒸発する際に身体の熱を奪って、逆に身体を冷やす原因ともなります。

人が最も快適に眠ることが出来る、ふとんの中の最適な温度は33℃前後、湿度は50%前後とされており、この最適な温度と湿度に保つことが快適な睡眠には欠かすことの出来ない重要な要素となっています。

羽毛は保温機能に加え、湿度を調整する素晴らしい機能を持っている

羽毛には、ダウンの毛と毛の間に沢山の空気を溜め込む事で人の体温で伝わる熱を留め、また空気層を作ることで外気との遮断の役割も果たしますので、高い保温性能がございます。
これは、羽毛ふとんやダウンジャケット等をご使用いただくとお分かりになると思います。

ですが、実はもう1つ羽毛には快適な睡眠に欠かせない機能も持ち合わせています。
それは、余分な湿気を自ら調整する“吸湿・放湿性”という機能です。

この吸湿・放湿性の機能が働く事で寝ている時に出る汗によってふとんの中で高まる湿度を羽毛自らが調整し、人が快適に感じる湿度(50%前後)の環境を作ります。

ただし、この魔法の様な湿度調整機能も残念ながら生地によっては活かすことが出来ず、その様な生地が使われた羽毛ふとんでは蒸れやすくなり快適にお過ごしいただけません。
 

ポリエステル主体の生地は、吸湿性・通気性が低くて蒸れやすい

通常、羽毛ふとんの生地には羽毛の吹き出しを防ぐ為に“ダウンプルーフ”という加工が施されています。
これは、高温で生地に圧力をかけて網目を目つぶしする事で羽毛の吹き出しを防ぐという加工です。

ただ、生地がポリエステルの場合は表面がツルツルとしている為にとても強く圧力をかけて目つぶし(ダウンプルーフ)をしなければならず、同時に通気性も非常に低くなります
また、ポリエステルは湿気を吸う吸湿性も水を吸う吸水性も、天然素材に比べて非常に低い特徴があります。

その為、寝ている際に出る汗や湿気の逃げ場が無くなり、ふとんの中でどんどん湿度が上がって蒸し暑くなります

髪の毛の毛染めの際に使用する様なビニールの手袋に手を入れていると、徐々に汗をかいてベタベタしてきて不快に感じますが、これと同じ状態がふとんの中で起こる訳です。
また、手袋から手を抜いた際に「気化熱(きかねつ)」と言って汗が蒸発すると同時に熱を奪うので、手の全体がひんやりと冷たく感じますが、蒸し暑くてふとんを投げ出した際にも同じことが身体全体に起きるので身体を冷やしてしまう原因となります。

つまり、どんなに羽毛が吸湿・放湿性という素晴らしい機能を持っていても、生地の通気性や吸湿性が悪いとその機能を発揮できず、快適にお使いいただける羽毛ふとんとなりません
 
ポリエステルの生地の場合(イメージ)

羽毛ふとんの生地には、天然素材がベスト

綿やシルク等の天然素材は、ポリエステルほど強くダウンプルーフ加工を施さなくても良い為、通気性も良く、また吸湿性にも優れている為に羽毛の湿度調整機能を最大限に引き出します

その為、グートンでは快適にお使いいただく為に天然素材の生地だけにこだわって使用しています。

では、天然素材にデメリットは無いのかと申しますと、ポリエステルに比べると少し重くなります。
通気性や吸湿性が良くても、羽毛ふとん自体が重くなってしまっては身体への負担となり、快適性を損ない台無しです。
特にご高齢の方にとっては、重いと体が圧迫されて心臓への負担も大きくなります。

そこで、グートンでは非常に細い糸で織られた生地を使用し、天然素材でも軽くて柔らかな羽毛ふとんに仕上げています。
それでは、こだわりの生地を詳しくご紹介いたします。
 
こだわりの生地(羽毛ふとん)
こだわりの生地(羽毛ふとん)

生地の説明

糸が細くなると、生地自体が軽くて柔らかくなる

羽毛ふとんに使用される生地は“織物(おりもの)”と言って、たて糸とよこ糸が密接に織り合わさって出来ています。

その為、織られる糸が細くなると生地自体がより柔らかくなり、また薄くなる為に軽くなります。
生地が軽くなると中の羽毛量が少なくても十分膨らみますので、結果的にとても軽くて暖かい羽毛ふとんに仕上がります。

生地の織り方は3種類

織物の生地は、基本的に ①平織 ②ツイル織(綾織) ③サテン織(朱子織)という3つの織り方で織られています。
それぞれの織り方と特徴を、簡単にご説明いたします。

①平織
たて糸とよこ糸が交互に織られている織り方で、糸の交差する回数が最も多いです。
交差する回数が多くしっかりするので、糸の打ち込む本数が少なくても形態が安定し、軽い生地に仕上がります
また、少し硬くハリのある生地となります。

②ツイル織(綾織)
たて糸かよこ糸のどちらかが2~3本表に出ている織り方です。
平織より少しツルっとして、なめらかな生地になります。

③サテン織(朱子織)
たて糸かよこ糸のどちらかが4~5本表に出ている織り方です。
非常に光沢があって滑りが良く、身体へのフィット性(ドレープ性)が高いです。
形態を安定させる為に糸の打ち込み本数が多くなるので、同じ糸の細さで比べると他の織り方より少し重くなります。
 
羽毛ふとんの生地(平織)
①平織
羽毛ふとんの生地(ツイル織)
②ツイル織
羽毛ふとんの生地(サテン織)
③サテン織
当店では、羽毛ふとんのリフォームの方で一部ツイル織の生地もご用意がございますが、新しい羽毛ふとんには平織とサテン織の2つの織り方の生地をご用意しております。

平織とサテン織には織り方によるそれぞれの特徴があり、グートンではその特性をお伝えした上で、お客様にどちらかお好きな方をお選びいただいております。

その為、当オンラインショップでは、全ての羽毛に対して、生地を2種類ずつご用意しております。
お選びいただくお手間がございますが、お好きな方をお選びいただく事で、更に快適にお使いいただけます。

それでは、平織とサテン織の特性をご説明いたします。

とにかく軽さをお求めの方や暑がりの方には、平織がお勧め

平織はたて糸とよこ糸を交互に織るという織り方により糸の交差する回数が多く、糸の本数が少なくても形態が安定してしっかりします。
サテン織と比べると少し硬くてハリのある生地となりますが、密度が低くて生地自体が薄い仕上がりになります。

つまり、同じ糸の細さで織るとサテン織の生地よりも軽くなり、密度が低い為に通気性も高くなります。
その為、とにかく軽さをお求めの方や暑がりの方には、平織の生地をお勧めします。

ただし、織り方の性質上、動かすと少しパリパリとした音がします。
大きな音では無く、またお使いいただくと生地がこなれて音が少なくなりますが、僅かな音にも敏感に反応される方にはサテン織をお勧めします。

シルクの様な柔らかさがお好きな方や寒がりの方には、サテン織がお勧め

サテン織はたて糸かよこ糸のどちらかが4~5本表に出ている織り方により表面がツルっとして、シルクの様な光沢感やソフトな風合いが出ます。

このソフトな風合いにより、非常にフィット性(ドレープ性)に優れて寝返りを打っても隙間が出きにくく、熱を逃がさずに保温性が高いのが特徴です。
その為、シルクの様な柔らかさをお好きな方や寒がりの方には、サテン織の生地をお勧めします。

ただし、織り方の性質上で同じ細さの糸で比べると平織より少し重くなりますが、とても細い糸を使用する事でサテン織でも軽量な生地に仕上げており、快適にお使いいただけます。

グートンがご用意する8種類の生地を紹介

羽毛が上質でも生地の質が低いと、重くて硬いゴワっとした羽毛布団に仕上がってしまい台無しです。

その為、グートンではそれぞれの羽毛の質に見合った上質な生地を合わせて仕立てています。

それでは、当店がお勧めする8種類の生地をご紹介いたします。

■側生地の規格一覧
側生地の種類 織り方 たて糸・よこ糸 重さ/㎡ 重さ(シングルサイズ) 通気度
ドイツ製 シルク100%
「アラベスク」
サテン織 - 124g 約1,050g 1.6cc
ドイツ製
「ウルトラライトバチスト」
平織 134番手
152番手
68g 約600g 4.7cc
ドイツ製
「スーパーライトバチスト」
平織 110番手 75g 約650g 4.2cc
80番手平織 平織 80番手 94g 約800g 1.8cc
インド超長綿×スビン糸
「ウルトラスビンサテン」
サテン織 100番手
150番手相当
97g 約820g 2.4cc
ドイツ製
「スーパーソフトサテン」
サテン織 120番手 91g 約770g 2.1cc
80番手サテン サテン織 80番手 114g 約950g 2.1cc
脱脂加工 60番手サテン (洗える生地) サテン織 60番手 136g 約1,130g 1.3cc

ドイツ製 シルク100% サテン織生地 “アラベスク”

ドイツにて“繊維の街”と呼ばれるプラウエンで、創業以来75年以上もシルクを専門に製造しているPlauener社から直輸入したシルク100%のサテン織生地“アラベスク”です。

シルクにはうっとりするほど美しい光沢は勿論のこと、他のどの天然繊維や化学繊維にも出せない柔らかさや抜群の肌触りの良さがあります。
加えて、綿以上の吸水性、また吸湿・放湿性や保温性にも優れるという非常に素晴らしい機能性を持ち合わせており、使っていても蒸れを感じさせずに朝まで温かくて気持ちよく眠ることが出来る最高の逸材です。

また、人間の肌とほとんど同じ成分(たんぱく質)で出来ているので、肌にとても優しく馴染んで、お肌が敏感な方でも安心してお使いいただけます。
軽量型の綿100%の生地に比べると少し重いですが、決してお身体に負担のかかる様な重さでは無く非常に快適にお過ごしいただけます。

水や摩擦、紫外線に弱いデリケートさが唯一の弱点ですが、総合的な快適性を考慮すると羽毛との組み合わせではシルクを超える生地は他にございません。
正に天然繊維の中でもトップで“繊維の王様”と言われるシルクの生地で、朝まで快適にお過ごしください。

シルクの生地は、羽毛クラス最高★7の逸品ダウン98%との組み合わせでご用意しております。

<こちらの羽毛と組み合わせ>
羽毛クラス★★★★★★★(逸品ダウン98%)
羽毛ふとん生地(ドイツ製シルク100%サテン織)
羽毛ふとん生地(ドイツ製シルク100%サテン織)

※シルクに見られる傷の様なものについて

シルクは天然繊維ですので、化学繊維と違い天然由来の特性により傷の様に見えるものが生地にある場合がございます。

ご使用いただく快適性に影響はございませんが、素材の特性としてご理解ください。
 

ドイツ製 綿100% 平織生地「ウルトラライトバチスト」

ドイツで130年以上も羽毛ふとん用にこだわりの生地を製造し続けてきたSANDERS社が開発した、世界最軽量の平織生地「ウルトラライトバチスト」です。

たて糸で134番手、よこ糸には152番手と超極細の糸で織っている為に重さは僅か68g/㎡と破格の軽さで、世界で最軽量クラスです。
その為、シングルサイズでも凡そ600g程しか無く、重さを一切感じないほどに軽い羽毛ふとんに仕上がります。

また、通気性も非常に高く、一切蒸れ感を感じずに朝まで快適にお過ごしいただけます。
羽毛ふとんに軽さをお求めの方や暑がりの方には、これ以上に無い正に最高クラスの生地です。

※ただし、非常に軽い仕上がりである反面、生地自体が非常に薄くなっております。
布団カバーを外される場合や、オールシーズン2枚合わせのおふとんで2枚合わせてお使いいただく際には、ご使用にお気を付けください。
万が一破れた場合も、有料ではございますが当店で側生地交換等のメンテナンスもさせていただいておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

こちらの生地は非常に通気性が高い為、ダウン率の低い羽毛に使用すると、早くから羽毛が吹き出す恐れがございます。
その為、フェザーやゴミが非常に少ない羽毛クラス最高★7の逸品ダウン98%との組み合わせでご用意しております。

<こちらの羽毛と組み合わせ>
羽毛クラス★★★★★★★(逸品ダウン98%)
羽毛ふとん生地(ドイツ製綿100%超軽量平織)

ドイツ製 綿100% 平織生地「スーパーライトバチスト」

ドイツで製織工場として110年以上続く歴史の深いWeidmann社が開発した、超軽量型の平織生地「スーパーライトバチスト」です。

110番手という極細の糸を平織で織り込む事で、ウルトラライトバチストには劣るものの1㎡あたり僅か75gと一般の市場ではまず出回らない程に軽い生地に仕上がっています。
また、通気性も非常に高く、一切蒸れ感を感じずに朝まで快適にお過ごしいただけます。
軽くて蒸れない羽毛ふとんをお求めの方に、グートンが自信を持ってオススメします。

※ただし、非常に軽い仕上がりである反面、生地自体が非常に薄くなっております。
布団カバーを外される場合や、オールシーズン2枚合わせのおふとんで2枚合わせてお使いいただく際には、ご使用にお気を付けください。
万が一破れた場合も、有料ではございますが当店で側生地交換等のメンテナンスもさせていただいておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

こちらの生地は非常に通気性が高い為、ダウン率の低い羽毛に使用すると、早くから羽毛が吹き出す恐れがございます。
その為、フェザーやファイバーが少ない羽毛クラス★6最高品質マザーグース95%と★5高品質ホワイトグースとの組み合わせでご用意しております。

<こちらの羽毛と組み合わせ>
羽毛クラス★★★★★★☆(最高品質マザーグース95%) 羽毛クラス★★★★★☆☆(高品質ホワイトグース93%)
羽毛ふとん生地(ドイツ製綿100%スーパーライトバチスト平織)

日本製 綿100% 80番手平織生地

日本の国内工場で80番手の細さに紡績し、平織で仕上げた生地です。

平織である為に、どうしても最初は少し硬い風合いがありますが、お使いいただくと生地がこなれて柔らかくなります。
軽さは僅か94g/㎡、と超軽量サテン織よりも軽い生地に仕上がっていますので、硬さを差し引いても十分快適にお使いいただけます。

羽毛には★4の上質ホワイトグース93%と★3の上質ホワイトダック93%の羽毛との組み合わせでご用意しておりますので、リーズナブルな価格となっています。
初めて羽毛ふとんをお使いいただく方やお子様用の羽毛ふとんをお探しの方に特にお勧めの羽毛ふとんです。

<こちらの羽毛と組み合わせ>
羽毛クラス ★★★★☆☆☆(上質ホワイトグース93%) 羽毛クラス ★★★☆☆☆☆(上質ホワイトダック93%)
羽毛ふとん生地(日本製綿100%80番手平織)

日本製 綿100% サテン織生地「ウルトラスビンサテン」

たて糸には、インド南部でハイブリッド技術により生まれた最高品質の超長繊維綿を100番手の細さに仕立てた糸“ラムコ”。
よこ糸には、同じくインドで生まれたシルクに近いしっとりとした手触りが特徴の超長繊維綿“スビン”を150番手相当の超極細に仕立てた糸。
そのたて糸とよこ糸を日本の国内工場で織りこんで仕上げました。

ラムコが持つ独特のぬめり感やソフトな風合いに加え、髪の毛とほぼ同じ程度の超極細に紡績されたスビン糸が表面に出る様にサテン織で織り合わせる事で、とてもソフトで滑らかな風合いを持ちながら通気性が非常に良く、更にお身体への負担にならない重さで仕上がった、正にサテン織の最高傑作です。

サテン織ならではの柔らかさや非常に高いフィット性で温もりを逃がさず、且つ平織の様に軽くて蒸れ感を感じさせない羽毛ふとんで、朝まで快適にお過ごしいただけます。

羽毛クラス★7の逸品ダウンとの組み合わせでご用意しております。

<こちらの羽毛と組み合わせ>
羽毛クラス★★★★★★(逸品ダウン98%)
羽毛ふとん生地(日本製綿100%超軽量サテン織)

ドイツ製 綿100% サテン織生地「スーパーソフトサテン」

2023年1月にドイツの生地工場を訪問した際に見つけた上質なサテン織の生地。

120番手という極細の糸を使用する事で、1㎡あたり僅か91gと平織レベルの軽さに仕上がっています。
勿論、サテン織ならではの非常にソフトなドレープ性で、身体に吸い付く様にフィットします。

正に「軽くてソフト」のどちらも持ち合わせた側生地です。

平織が苦手な方で軽くてソフトな羽毛ふとんをお求めの方に、グートンが自信を持ってオススメします。

<こちらの羽毛と組み合わせ>
羽毛クラス★★★★★☆(最高品質マザーグース95%) 羽毛クラス★★★★★☆☆(高品質ホワイトグース93%)

日本製 綿100% 80番手サテン織生地

生産地がアメリカ南西部の州のみと限られており、品質が厳しく管理されていることから、綿花の全生産量の1%にも満たないスーピマ超長綿を、日本の国内工場で80番手の細さに紡績し、サテン織で仕上げた生地です。

平織と比べると生地としては少し重くなりますが、サテン織ならではの高いフィット性(ドレープ性)でお身体に吸い付く様にフィットして熱を逃がさず、とてもソフトで羽毛ふとんのリフォームでも1番人気の生地です。
とにかく生地に軽さをお求めの方には更に軽量なサテン織生地や平織生地をお勧めしますが、ソフトな風合いで身体を包みこんで朝まで温かく快適にお過ごしいただけます。

羽毛には★4の上質ホワイトグース93%と★3の上質ホワイトダック93%の羽毛との組み合わせでご用意しておりますので、リーズナブルな価格となっています。
初めて羽毛ふとんをお使いになられる方や、お客様用の羽毛ふとんをお探しの方に特にお勧めの1枚です。

<こちらの羽毛と組み合わせ>
羽毛クラス ★★★★☆☆☆ (上質ホワイトグース93%) 羽毛クラス ★★★☆☆☆☆ (上質ホワイトダック93%)
羽毛ふとん生地(日本製綿100%80番手サテン織)

日本製 綿100% 脱脂加工 60番手サテン織 - 自宅で洗える羽毛ふとん -

羽毛ふとんに使用される生地は薄くてデリケートなものが多く、また羽毛の吹き出しを防止する加工(ダウンプルーフ)を施している為に吸水しづらく、基本的にはご家庭での洗濯に対応していません

無理に洗ってしまうと羽毛の吹き出しが早くから起こったり、マチ布が外れて羽毛が片寄ってしまったり、最悪の場合には生地が変形したり破れてしまったりします。

その為、専門業者では生地が傷みにくいドライクリーニングで丸洗いをする所が多いですが、ドライクリーニングは羽毛の油脂分を過度に取り除いてしまって、羽毛にとっては逆に傷みやすくなります。

そこで、「羽毛ふとんを使いたいけど、自宅で洗って清潔に使いたい…」という方の為に、綿100%でありながら脱脂加工と形態安定加工を施した生地をご用意しました。

綿100%で天然素材の良さは変わらず、脱脂加工を施していますので非常に吸水性が高く、また形態安定加工により洗濯後も変形したり縮んだりしにくく、ご自宅の洗濯機で洗うことが出来ます。
また、汗をよく吸収する為、蒸れずに快適にお使いいただけるという大変優れものです。

家庭用洗濯機で洗濯、脱水が可能で、もし大きなサイズで入らない場合は、浴槽で手洗いして洗濯してください。
(初回の水洗いの際には、少し水を吸いづらい場合がございます。)
洗濯後は乾燥機を使用せず、日干しで完全に乾くまで干してください。

なお、ご自宅で洗濯・乾燥していただく方法は、こちらで詳しくご紹介しております。
もし宜しければ、どうぞご覧くださいませ。

自宅で洗える羽毛ふとんとして、数種類の羽毛に春秋用と夏用の2種類の厚みでご用意しております。
 
羽毛ふとん生地(日本製綿100%脱脂加工60番手サテン織)